bnz_svのシャドバース

ハロプロヲタクがメンコしてみた!

機械ヴァンプ1

2019年5月下旬、STRアディショナル追加後環境

 

アディショナルカード追加により、STR環境で猛威を振るっていた機械ヴァンプが奇襲性と安定感を得ました。

 

問題のカード

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6/6/6という標準?スタッツと条件による突進・ドレイン・疾走と、やりたい放題。

思っていたよりも疾走発動ができます。

 

このカードの追加により新しく議論され始めたのが

・条件達成のために血の取引を入れるかどうか

・ハンドの機械率を上げるためにブラッド・コアを入れるかどうか

・ハンドの機械率を下げないために破滅のサキュバスを入れるかどうか

の3点です。

 

アディショナル前後の機械ヴァンプデッキの変化について軽くさらっていきましょう。

 

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新弾追加後STR環境初期ではこのような構築が主でした。

進化権ちょろまかしカードとサキュバスの組み合わせで盤面を取り、真紅の抗戦者・モノで一気にゲームを終わらせるデッキ。

 

破壊力は前弾には存在しなかったもので、発動した時の気持ち良さとも相まって多くのプレイヤーがランクマッチで使用しました。

 

強力ではありましたが、多くの課題も内包しており、レート戦、RAGE、プロリーグでの使用率はとても低かったです。

 

その課題点とは、モノの条件達成です。

機械フォロワーが7枚破壊されなければならず、その条件を満たすには悪夢の始まりから機械フォロワーを引っ張ってくることが重要でした。

進化ギミックカードは非機械フォロワーであったため、それらのカードを使って試合を長引かせることができたとしても、機械カウントが進まず押し切られる、ということも。

 

そして、その課題への答えの1つとして開発されたのが、次のようなレシピ。

 

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進化ギミックを不採用。その代わりに、眷属の召喚、ヴェノムバイト等の(始まりに引っかからない)汎用スペルを採用、そして横並べからの獄炎のデーモンによるバフアップによるモノ高打点フィニッシュプランを厚くしたものです。

 

進化ギミック入りのレシピではフォロワー34枚中機械フォロワー18枚(非機械フォロワー16枚)であったのに対し、

 

進化ギミック不採用レシピではフォロワー24枚中機械フォロワー18枚(非機械フォロワー6枚)に。

 

悪夢の始まりガチャの確率が上方修正され、モノ発動が容易になりました。

(機械フォロワー率:18/34≒52.94%→18/24=75.00%)

 

ぼくはこのタイプのレシピ(進化ギミック不採用レシピ)を好んで使っていました。

上振れ力が高いためです。

 

 

ミッドレンジロイヤル、アーカスネクロ、聖獅子ビショップが三すくみ状態で環境TOPに君臨し、特にロイヤルのあるカードのせいで、機械ヴァンプは大きく不利がついていました。

そのせいか、ランクマッチ使用率も体感できるほどに下がりました。

RAGEファイナリストはもちろん、プロリーグでも使用者は0人でした。

 

そして、アディショナル追加。

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単純にサキュバスを鋼鉄のヴァンパイア・スレイに差し替えたレシピ

 

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でも、フォロワー24枚中機械フォロワー21枚(非機械フォロワー3枚)

機械フォロワー率が

21/24=87.50%

まで跳ね上がりました。

 

実際にこのようなレシピを使用したのですが、この比率は少々過剰。

条件の2倍の14体以上までカウントが進むこともありました。

 

そして新たな議論

・条件達成のために血の取引を入れるかどうか

・ハンドの機械率を上げるためにブラッド・コアを入れるかどうか

・ハンドの機械率を下げないために破滅のサキュバスを入れるかどうか

等が現れました。

 

私は全く気づいていなかったことが1つあり、それはこのカード

 

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STR新弾で各クラスに追加されたコアカード、そのヴァンパイアのカード、ブラッド・コアです。

このカード機械カード(非フォロワー)なんですよね。

 

ドラゴニック・コアやウィズダム・コアはよく見るカードでしたが、クラス間の強弱が大きく、進化時にPP回復するクラスとそうでないクラスがあります。ブラッド・コアは中でも弱く(使いづらく?)、僕は採用したことがありませんでした。そのためか、機械カードということも知りませんでした。

他のコアカードと異なり、3t目にプレイしても全く美味しくないんですよね 。エンハンスで使うにしても盤面にフォロワーが残っていないと大ロスになってしまいます。とは言え、ダメージレースにおける10ポイント回復は強力な延命措置です。

 

新カードスレイの条件は自分の手札の枚数とその中に含まれる機械カードの枚数によって発動するかが決まるので、ようやくブラッド・コアが採用するかどうかというところまで上がって来ました。

しかしやはり使いづらく、回復するだけであってプレイしても勝ちにはほぼ貢献しないカードです。

せいぜい、手札の機械率を上げるくらいの役割でしょう。

そもそも、ドレイン条件を達成すればスレイ自体が6または8点回復しますし、、、

 

そして、このドレイン点数の大きさから考えられるようになったのが取引と一裂きです。

5/26(日)に開催されるプロリーグに出場する選手の2名(横浜みずせ、名古屋へるん)が機械ヴァンプを持ち込んでおり、両名とも取引を3枚採用しています。

 

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機械フォロワー率はそれぞれ、87.50%、77.78%です。

2人ともブラッド・コアを積んでいるのが興味深いです。

へるん選手はサキュバスも搭載しているのですが、ピン刺しでは機械率にほぼ影響はないでしょう。

 

ランクマッチとは異なる調整ではあったと思いますが、参考にしたいレシピです。

両選手とも相手の持ち込みにロイヤルがあるので、取引の撃ちどころ、アーマードバットの置きどころに注目したいです。

 

まさか、プロリーグで機械ヴァンプが見れるとは、、、

上振れドッカンデッキだという認識で、運だけ小僧デッキという意見もよく目にしていました。

楽しいですが、実は難しいデッキでもあると思うので楽しみです。

 

立ち回りや小技等、ぼくが気づいたことはプロリーグを見てから書きたいと思います。

 

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最後に最近拾ったレシピです。

天使の泉が強いらしいので少し遊んでみたいと思います。